ゴミステーションの前で
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佳子
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「いいッ!、 ゴミ袋の手を離すわよ。 ハイ!、 これで終わりッ。」
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美穂
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「へえ〜!、ほんとだ!、ネットの上で手を離すだけなんだ!・・・。」 |
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佳子
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「ネットの中から裾を押さえてしまうので、カラスには絶対安全でしょう。 回収だって、ネットをはぎ取ってしまうから業者の方にも喜ばれるわッ。」
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美穂
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「これが、カァー・ラスネット!?。 これって、特許製品でしょ。 高いんじゃないの。」
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佳子
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「私もはじめは割高だと思ったんだけど、今度の新製品はものすごく丈夫なネットを使っている見たいよ!。
長持ちするから、かえってその分、お得かも知れないわ!。」
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美穂
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「でも、普通のネットと比べたら高いんじゃないの・・・・?。 佳子のところはどうして買えたのよ・・・!?。」
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佳子
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「みんなで出し合ったのよ。 高いといっても掃除機を買う程度だし、わり算したらそんなでもないわ。」
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美穂 |
「そ〜うか・・・!。 私もすぐに相談してみるわ。 これならマナーが悪いとか言って怒ることもなくなるわね。」 |
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佳子 |
「マナーの悪いのは許せないけど、片手に荷物を持っている時って、ネットを掛けるのは大変よね。」
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美穂
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「そうね。 実は私も雨の日に傘を差していて、きちんと掛けられなかった事があるわ。」
「じゃあ、早速相談してみるわ。カァー・ラスネットねッ!!。」
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ゴミステーションに、カァー・ラスネットを導入すべく、急いで戻る実穂さんであった。
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○ ブォロロン 車のエンジン音
○ カァ〜・ラスネット
(カラスの鳴き声、カァ〜+ナレーションの声、ラスネット)
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