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コラム 発芽伊太郎の発明日記

1.ごみ、カラス対策・被害,ゼロ
     絶対に安全なゴミ置き場の問題に取り組んだこと


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絶対安心の

カラス対策

ゴミネットは

これ

使って見てから 返品OK


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空を飛ぶごみネット
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カァー・ラスネット ファスナー式
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細い路地用
コンパクトに畳めます。

その他、
条件に応じて色々









 だいぶ前に杉並区が、カラス対策の妙案を募集した。
その時の様々なアイデアが載せられたページあるのでしょうか言いします。

ここをクリックして下さい


ゴミ、カラス対策・ゴミカバーネットに取り組んだこと。

ゴミ

 数年前、東京では、カラスによる食い散らし散乱被害が社会問題化しておって、カラスがごみ袋を喰いちぎっては辺りをごみだらけにしてしまうとテレビや新聞が連日のように伝えておった。

 それで、テレビや新聞は特集を組んで、どうすればこの被害を防げるか、ごみ・カラス対策の様々な方法を紹介しておった。

 NHKの番組「ご近所の底力」でも、カラス、ゴミ問題を取り上げておった。

 カラスは視覚型の鳥じゃから、臭いではなく見ることで餌を認識するそうじゃ。じゃから、、袋の内側、全面に新聞紙を張り巡らしてから、ゴミを入れるようにすると、生ゴミが外からは見えんようになって、カラスはこれに気がつかんというんじゃ。

 どこかのおばあちゃんが紹介しておったように覚えとる。学術的に研究した訳でも無かろうに、たいしたもんじゃ。

 が、しかし、じゃ。そもそも、中が透けて見える袋を採用しておるのは、ゴミを分別しない勝手な人がおって、困ったから、始まったことではないじゃろうか?。

 このカラス対策ゴミカバー問題はワシが解決せにゃイカンじゃろうが。

ごみネット、重り付はカラス対策の優れもの 

カラスよけゴミネット 黄色カラス、ゴミカバー問題

 賢いカラスは風呂敷型の網の端を嘴でつまみ上げ、頭を差し込んで生,ごみ,(ゴミ)を引き出してしまう。
 犬がやったというなら分かるのじゃが、これがあの小さな鳥の仕業かと思うと信じがたい状況であった。
 

 NHKの番組である「ご近所の底力」はゴミ、カラス対策をテーマとして取り上げ、、このカラス問題を解決する様々なアイディアを紹介しておった。

 出演した主婦は、ネットの周りにビニールシートを貼り付けることの効果を力説しておった。
  柔軟なビニールシートが床面に密着してカラスがくちばしを差し込めず、ごみ,(ゴミ)を引き出せないと言うんじゃ。
 なかなか優れたアイデアじゃな。

 これによく似た発想の物に、ネットの周囲に重りをぐるりと付けた物がある。
 これは多くの自治体が取り入れている優れものんじゃ。

 網類はそもそも漁業関係の物が多い。
 重り付のネットは、漁業用の網を海の中で真っ直ぐに下に向かって下げるために以前から使われておった。
 周囲の所々に重りをつけたカラス対策ネットが実用新案に出願されておったが、周囲全体に重りをつけてしまった方が確実じゃろうな。
 普段網を扱っている人なら、カラス対策にこれを使おうと思いつくにも、さほど苦労はしなかったじゃろう。とにかく優れ物じゃ。

悪いのは人間 

ごみ、カラス問題

 この重り付のゴミ、カラス対策ネットはかなりかなり普及しておったが、それでもダメな場合があるというんじゃな、これが。

やっかいなもんじゃ。

 どんなネット・網を使っても、使う人がきちんとごみ袋をネットのカバーで包むようにしなければゴミ・カラス対策の効果はありゃせんがな。

 逆に、きちんと掛ければどんなネット・網でもええんじゃ。網でごみ袋をきれいに包んでしまえばカラスに手は出せんじゃろうが。(目の細かいものでないとあきまへん。)いいかげんな掛け方だから、重りが付いていてもごみ袋の上に載ってしまえば、網の端が浮き上がるにきまっとるがな。少しでも隙間が有れば、カラスは首を差し込んで、少しぐらいの重りは押しのけてしまうそうな。お客さまの話では一羽のカラスがネットの端をくわえて持ち上げ、別の一羽が首を差し込んでゴミ袋を引き出すそうな。カラス対策といってもなかなかどうして難しいもんじゃ。

 さて、それではどうすれば良いかというとじゃ。きちんと網を掛けるように見張りをする。いっそ条例を作って取り締まるというのはどうじゃ。まあ、無理じゃろうな。

 良心に訴えるというのはどうじゃ。これもうまくはいきゃせんじゃろう。だいたい、ごみ(ゴミ)出しは男の仕事らしい。奥さんの命令で旦那が出勤ついでに持ち出すらしいの。カバンを持った手で、 生ごみ(ゴミ)の汚汁で汚れたネットを持ち上げて、ごみ袋を中にきちんと入れて、裾を直して、というようなことが出来るわけがなかろうが。
雨の日に傘を持ってゴミ出しをした場合も同じじゃな。
ここに、ゴミ・カラス対策がうまくいかん最大の理由があって、ごみ(ゴミ)問題がなかなか解決せんのジャな!。


これで解決、大発明!。 

ごみ

 そこでワシャ考えた。どうすれば網の下にごみ袋を確実に押し込むことができて、網が完全にゴミ袋を包み込むことが出来るんじゃろうかと。苦労して出来るのではなくて、意識もせんと、自然にそうなってしまう方法があるはずじゃとな。

 それが発明というもんじゃな。
 ごみ問題 カラス対策と言っても、かなり意識して、がんばってようやく目的を達成するようでは、発明と言うことにはならん。
 使う方が、無意識にポンと捨てて、問題解決できる、そういう方法があるはずじゃ。

 縁が浮かないようにするには、網の裾を内側に向かって折り曲げて(又は、裾口がすぼまるように絞り込んで)、その折り曲げた網の裾上にごみ,(ゴミ)袋が載るようにすればいいがね。(特許第3585126号ー2)(特許第3756923号)

 こうすれば、ごみ袋が自分の重さで内側から網の裾を押さえつけるため、カラスは首を差し込めず、生,ごみ,(ゴミ)をついばむことも出来ないというもんじゃ。ここまで来れば、ゴミ・カラス対策も完成ということじゃ。。

 さて、内側から押さえつけるのは良いのじゃが、ごみ,袋がネットの中にきちんと入らんから困っているのではなかったかね、ワトソン君。(この際、ワトソン君は何の関係もありゃせんぞね。)

 さて、どうしたら良かんべ〜?。 


カラス

 そこでじゃ、平面的な網であるけれども、これの真ん中に、投入口を設けたらよかんべ〜、とワシャ考えた。

 カラスよけネットの裾からではなく、上から入れるんじゃ。これならネットの裾の上に載ることは間違いない。(特許第3585126号ー1) 

 これでカラスに勝てるぞね。絶対安全。カラス・ゴミ対策・大成功!。

特許が売れない。

問題

 平面的な網に投入口を付けても、それだけではごみ袋がスムーズに取り込めはせんぞね。

 そこで、ワシャ、投入口を2枚合わせにしたんじゃ。(特許3670656号)

 男性用下着のブリーフと同じ原理じゃ。一旦拒絶されたんじゃが、ブリーフとは作用・効果が違うと主張して特許されたんじゃ。

 そこで、四角な枠をつくり、この枠に投入口付のネットを被せ、投入口の側にゴミ袋を置き、投入口のあたりに付けた引き紐を引き上げてやると、このゴミ袋はネットの中にスルリと滑り込むんじゃ。

 無敵カラスよけネットの完成じゃ。
 これで問題は解決した。
 今度こそ大成功!・・・でもなかったんじゃ。

 成功を信じたワシは、これを特許流通フェア(当時、パテントソリューションフェア)に出展したんじゃ。

 結構評判が良くて、商社の方から3件ほど声がかかったんじゃがな。

 その後、話はまったく進展せえへんかったんじゃ。

 ワシは特許権を売りたかったんじゃが、商社は商品を買い付けに来とったんじゃ 。

 思ったほど、発明家業は楽ではない。

 楽ではないどころの騒ぎではないということを後々思い知らされるんじゃがの。

理屈だけでは通用せん。 

 後で思ったんじゃが、会期中に、どこぞの清掃事務所の方が見に来て下ったようなんじゃ。

 その方は、前に書いた投入口の周りにつけた枠を鉄で作れませんかと尋ねられたんじゃ。ワシャ軽くしようとして水道用のビニール管で作くとったんじゃの、「重くなるのでダメです。」と答えてしまったんじゃ。後で、鉄で作ってみたところまったく問題が無かったのにじゃ。

 なぜ、鉄でなければならないのか、後でわかるんじゃが、そのときは全く気がつかなかったんじゃな、これが。

  しばらくして、特許権がまったく売れないものだから、自分で製品化をするしかないと思い清掃事務所に売り込みをしてみたんじゃ。

 「ワシのゴミカバーは商品として通用せえへん。」売り込み先に向かって車を運転しながら、目的地に到着せえへんうちに問題が露呈してしもうたんじゃ。

ゴミ置き場は幅20cm

 ワシの開発したカラス対策ごみネットは1m四方の枠に張ってあり、この枠の端から端までが投入口になっておった。

 車が清掃事務所に近づくにつれ幅はどんどん狭くなっていき、人が来たらどうしようと思うぐらいになってしまいおった。

 ワシャその道で、大変な物を見てしまった。なんとその狭い路地の塀に沿って(ゴミ)袋が置いてあるではないか。何と、ゴミ置き場は塀沿いの20cm幅であった。

 ここにワシのカラス、ゴミ対策のごみカバーを置いたらどうなるんじゃ?。枠は、すでに鉄に換えてあったんじゃが、硬ければよいという訳にはいかんがの。

 踏みつけられるたびに変形てしまいよる。

カラス対策・ごみカバーの大問題

 カラス対策ごみネットはすり切れてしまいおるがな。
 何よりも、枠の下にゴミが貯まるんじゃから、ゴミの山が交通を妨げる。
 ごみ袋の上に載った枠を車が踏んで跳ね上げでもしたら、それが子供に当りでもしたら、考えるだけでも恐ろしいこっちゃ。

 清掃事務所では親切に対応して下さったんじゃが、自分で欠点に気が付いてしまったのではもうあきまへん。

 やり直す以外に手はおまへん。

 発明の道は厳し〜い!。

 最初からやりなおすぞ〜!。

 現在、このカラス・ゴミ対策ネットの姿はどうなったかというと。(この文字をクリックして下さい。

 このカラス、ゴミ対策ネットは10年の歳月をかけて、ただいま、進化中です。
 ほぼ完成と考えてはおりますが、しばらくすると改善点が浮かび上がってきます。
 とはいえ、かなりの優れものに育っていると自負しております。

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